2015年08月24日
シェムリアップの旅③
おはようございます、
英会話教室Kerria(ケリア)です
昨日の続き。。。
シェムリアップの旅、その③です
3日目はシェムリアップの滞在先から70~80Km程離れた
ベン・メリアというところへ連れていってもらいました
ベン・メリアとは、蓮の池という意味の名前だそうです
発見された時点で既に修復がほぼ不可能な状態であったため、寺院の歴史は不明。
ただ、アンコールワットのデザインとよく類似していることから
研究者の間ではスーヤヴァルマン2世によって建てられたのではないか、
と言われているようです
現在も発見当時のまま修復されていないままで残されている状態から
日本人の間では『天空の城ラピュタ』のモデルとなったとかで有名になっている様子。。。
ですが、この寺院は森の奥にあることから、
発見された後も人が簡単に入れる状態ではなく
近年になって道が舗装され、ようやく人が出入りできるようになったそうです
『天空の城ラピュタ』が公開されたのは1986年
(あれから30年。。。←←綾小路きみまろを思い出した...笑)
ですから、ベンメリアがラピュタのモデルというのはほぼガセじゃないかな~
まぁ日本人の間では「ラピュタっぽいと思われている」というのが本当のところでしょう
因みに私の中でラピュタを彷彿させたのは
ベン・メリアではなくタ・プロームであった。。。
近くでは牛の世話をしている子供たちが遊んでいました
それからお昼ご飯をはさんで
午後はアンコールの職人工房へ。。。
カンボジアの職人さんたちは
こういった工芸のモノづくりのみならず
実際のアンコール寺院らの修復にも貢献しています
このような工芸品は本当に高価です
正真正銘本物のシルクのスカーフやドレス等もありました。。。
その後、トンレサップ湖の水上村へ。。。
水上村は、その名の通り水の上に作られた村です
琵琶湖の4倍程はあるというトンレサップ湖には4つの村が存在、
陸に車があるように、各家には移動用のボートがあります
村には、学校や教会、レストラン、商店などもありました
生計は主に魚釣とワニで立てているそうです
水に浮かぶ建物はタイヤやドラム缶が底に敷かれています
さて、そのような建物をどのように固定するか。。。
上の写真で水の中から飛び出ている何本かの棒が見えますか??
あれらは竹の棒なんです、
そこにロープで家を竹の棒に括り付けて家を固定、
引越ししたいときには、ロープを外して移動するそうです
水上村に行くことは、正直最初は気が進みませんでした
人の生活、営みを見世物にして、それを見物する客になること。。。
そして、そのような人々を見て、自分自身が悲しくなってしまわないか、と。
しかし、実際は訪れてみてよかったと思える場所でした
そこで私が感じたのは、悲しさや哀れみではなく
まさに人間の『生きる知恵』でした
権力を握る者たちが権力の正しい使い方さえしらず
適当に理由をくっつけて身勝手なエゴに任せ
政治的混乱を招き、そして人々は翻弄される。。。
生活する場所も、選択することさえ奪われる。。。
そんな過酷な環境下においても
人はどうやって生きていくか考える底力を持っているのです
水上生活を余儀なくされた、その当時の人々の
生活の知恵、そして、生きるパワーを感じました
今では、水上村の人々も
都会に出て仕事を得ることもできるようです
選択肢が増えつつあるこれからは
自分のやる気、情熱次第で
今の生活を変えることもできるというわけです
カンボジアの生活スタイルは
ちょっと昔の沖縄のようでした
手先がピカイチ器用な民族とは言えないかもしれないけど
やはりこの土地で作るモノ、工芸品は本当に高級品で価値が出ます
世間では物価が安いと言われますが
観光する分には決してそう感じさせません
貧富の格差は激しく、お金持ちの人は本当にお金持ち、
貧しい人は、まだまだ貧しい状況です。
(レクサスもたくさん走っていました)
しかしながら、日本や韓国のNGOグループなどが
学校設立など、多くの寄付・貢献を行っており
今の子供たちは貧しく田舎に住んでいようとも
しっかり教育を受けられる状態になっているのが見えました
カンボジアが貧しい国だったのは本当に一昔前の話。
過去には内戦で多くの命を失い、国力も低下、
しかしその後日本をはじめ、カンボジアに想いのある人・国から多くの支援を受け
今ではチャンスが、チョイスがたくさん作れる・掴める状態になってきているようです
発展の未来を感じさせる国でした
3日間という短い旅でしたが、
今回も濃厚な学びある旅となりました
英会話教室Kerria(ケリア)です
昨日の続き。。。
シェムリアップの旅、その③です
3日目はシェムリアップの滞在先から70~80Km程離れた
ベン・メリアというところへ連れていってもらいました
ベン・メリアとは、蓮の池という意味の名前だそうです
発見された時点で既に修復がほぼ不可能な状態であったため、寺院の歴史は不明。
ただ、アンコールワットのデザインとよく類似していることから
研究者の間ではスーヤヴァルマン2世によって建てられたのではないか、
と言われているようです
現在も発見当時のまま修復されていないままで残されている状態から
日本人の間では『天空の城ラピュタ』のモデルとなったとかで有名になっている様子。。。
ですが、この寺院は森の奥にあることから、
発見された後も人が簡単に入れる状態ではなく
近年になって道が舗装され、ようやく人が出入りできるようになったそうです
『天空の城ラピュタ』が公開されたのは1986年
(あれから30年。。。←←綾小路きみまろを思い出した...笑)
ですから、ベンメリアがラピュタのモデルというのはほぼガセじゃないかな~
まぁ日本人の間では「ラピュタっぽいと思われている」というのが本当のところでしょう
因みに私の中でラピュタを彷彿させたのは
ベン・メリアではなくタ・プロームであった。。。
近くでは牛の世話をしている子供たちが遊んでいました
それからお昼ご飯をはさんで
午後はアンコールの職人工房へ。。。
カンボジアの職人さんたちは
こういった工芸のモノづくりのみならず
実際のアンコール寺院らの修復にも貢献しています
このような工芸品は本当に高価です
正真正銘本物のシルクのスカーフやドレス等もありました。。。
その後、トンレサップ湖の水上村へ。。。
水上村は、その名の通り水の上に作られた村です
琵琶湖の4倍程はあるというトンレサップ湖には4つの村が存在、
陸に車があるように、各家には移動用のボートがあります
村には、学校や教会、レストラン、商店などもありました
生計は主に魚釣とワニで立てているそうです
水に浮かぶ建物はタイヤやドラム缶が底に敷かれています
さて、そのような建物をどのように固定するか。。。
上の写真で水の中から飛び出ている何本かの棒が見えますか??
あれらは竹の棒なんです、
そこにロープで家を竹の棒に括り付けて家を固定、
引越ししたいときには、ロープを外して移動するそうです
水上村に行くことは、正直最初は気が進みませんでした
人の生活、営みを見世物にして、それを見物する客になること。。。
そして、そのような人々を見て、自分自身が悲しくなってしまわないか、と。
しかし、実際は訪れてみてよかったと思える場所でした
そこで私が感じたのは、悲しさや哀れみではなく
まさに人間の『生きる知恵』でした
権力を握る者たちが権力の正しい使い方さえしらず
適当に理由をくっつけて身勝手なエゴに任せ
政治的混乱を招き、そして人々は翻弄される。。。
生活する場所も、選択することさえ奪われる。。。
そんな過酷な環境下においても
人はどうやって生きていくか考える底力を持っているのです
水上生活を余儀なくされた、その当時の人々の
生活の知恵、そして、生きるパワーを感じました
今では、水上村の人々も
都会に出て仕事を得ることもできるようです
選択肢が増えつつあるこれからは
自分のやる気、情熱次第で
今の生活を変えることもできるというわけです
カンボジアの生活スタイルは
ちょっと昔の沖縄のようでした
手先がピカイチ器用な民族とは言えないかもしれないけど
やはりこの土地で作るモノ、工芸品は本当に高級品で価値が出ます
世間では物価が安いと言われますが
観光する分には決してそう感じさせません
貧富の格差は激しく、お金持ちの人は本当にお金持ち、
貧しい人は、まだまだ貧しい状況です。
(レクサスもたくさん走っていました)
しかしながら、日本や韓国のNGOグループなどが
学校設立など、多くの寄付・貢献を行っており
今の子供たちは貧しく田舎に住んでいようとも
しっかり教育を受けられる状態になっているのが見えました
カンボジアが貧しい国だったのは本当に一昔前の話。
過去には内戦で多くの命を失い、国力も低下、
しかしその後日本をはじめ、カンボジアに想いのある人・国から多くの支援を受け
今ではチャンスが、チョイスがたくさん作れる・掴める状態になってきているようです
発展の未来を感じさせる国でした
3日間という短い旅でしたが、
今回も濃厚な学びある旅となりました
Posted by 英会話教室Kerria at 09:17│Comments(0)
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