2014年09月05日
「おむすび」から見える言語の世界
こんにちは、
英会話教室Kerria(ケリア)です
昨日の記事「出雲大社へ初参拝」ですが
実は出雲大社は知る人ぞ知る、
縁結びの神様で有名だそうな。。。
私は知らなかった、笑。
皆さんは、ご存知でしたか??
あ、ちなみに「縁結び」といっても
決して男女の恋仲の結びに限ったものではなく
全てにおける「縁」を運び結ぶ手助けをするのだそうです
面白いことに、出雲から沖縄に帰ってきて翌朝、
滅多につけないテレビをつけてみると
なんとタイミングが良すぎることに
ちょうど「縁」だとか「結び」だとかの話をしていました
それは、おにぎりの話
おにぎりは皆さんご存知のとおり
別名「おむすび」とも呼ばれていますね
「おむすび」と呼ばれるのには諸説あるようですが
そのうちの一説がこちら
昔々の話。
旦那様が仕事で遠くへ出掛けることとなった。
奥様は旦那様の無事と健康を願いながら
心を込めておむすびを作って持たせた。。。
「遠く離れていても、私達は『むすばれて』います」
という気持ちを「おむすび」に込めて。。。
それから「お結び(おむすび)」と呼ばれるようになったという説。
日本人にとって結びということは、ものすごく深いのですね~
という話をしていた感じでした
ふむふむ...結びね...
なるほどねぇ~
さて、その番組を観ながら「結び」を英語で考えてみた私
「結び」を英語にすると、"TIE"
例えば
"Tie a ribbon"
"Tie a rope"
"Tie the knot"
などなど。。。
"TIE"という単語ひとつをみると
「結ぶ」という意味もありますが
「縛る」という意味もありますね~
確かに同じ行為ではありますが
「結ぶ」と「縛る」では受け止め方も異なりますね、笑。
まぁ、例えば、結婚という形ひとつを例にとると
一般的には「結ぶ」「結ばれる」とされていますが
見方を変えれば確かに「縛る」行為...笑。
(だから結婚は恐ろしいのか、笑。)
しかし。。。「結ぶ」なんて、
日本語はなんて美しい言葉を使うのだろう...
なんて、感心してしまいました。。。
そして、「おにぎり」
日本語は名詞の前に「お」を付けると丁寧語になりますよね
例えば
「寿司」→「お寿司」
「そば」→「おそば」
「湯」→「お湯」
「時間」→「お時間」
「車」→「お車」
などなど。。。
むむむ...??
しかし??
「おにぎり」から「お」を外すと「にぎり」
恐らく昔は「お寿司」も「おにぎり」も
同じ「にぎり」の部類だったのでしょうけど
現代では「にぎり」といえば「お寿司」。
認識と理解がきっと時代と共に変化していったのでしょうか
改めて、言語って「認識」の世界なんだな~と
ほんの10分程の番組を見て、ついつい
「日本語」と「言語」について深考した20分でした、笑
ちょっとマニアックだったかな、笑
"A nation's culture resides in the hearts and in the soul of its people."
-Mahatma Gandhi
「民の文化とは、そこの人々の心と魂の中に宿っているものである。」
-マハトマ・ガンジー
英会話教室Kerria(ケリア)です
昨日の記事「出雲大社へ初参拝」ですが
実は出雲大社は知る人ぞ知る、
縁結びの神様で有名だそうな。。。
私は知らなかった、笑。
皆さんは、ご存知でしたか??
あ、ちなみに「縁結び」といっても
決して男女の恋仲の結びに限ったものではなく
全てにおける「縁」を運び結ぶ手助けをするのだそうです
面白いことに、出雲から沖縄に帰ってきて翌朝、
滅多につけないテレビをつけてみると
なんとタイミングが良すぎることに
ちょうど「縁」だとか「結び」だとかの話をしていました
それは、おにぎりの話
おにぎりは皆さんご存知のとおり
別名「おむすび」とも呼ばれていますね
「おむすび」と呼ばれるのには諸説あるようですが
そのうちの一説がこちら
昔々の話。
旦那様が仕事で遠くへ出掛けることとなった。
奥様は旦那様の無事と健康を願いながら
心を込めておむすびを作って持たせた。。。
「遠く離れていても、私達は『むすばれて』います」
という気持ちを「おむすび」に込めて。。。
それから「お結び(おむすび)」と呼ばれるようになったという説。
日本人にとって結びということは、ものすごく深いのですね~
という話をしていた感じでした
ふむふむ...結びね...
なるほどねぇ~
さて、その番組を観ながら「結び」を英語で考えてみた私
「結び」を英語にすると、"TIE"
例えば
"Tie a ribbon"
"Tie a rope"
"Tie the knot"
などなど。。。
"TIE"という単語ひとつをみると
「結ぶ」という意味もありますが
「縛る」という意味もありますね~
確かに同じ行為ではありますが
「結ぶ」と「縛る」では受け止め方も異なりますね、笑。
まぁ、例えば、結婚という形ひとつを例にとると
一般的には「結ぶ」「結ばれる」とされていますが
見方を変えれば確かに「縛る」行為...笑。
(だから結婚は恐ろしいのか、笑。)
しかし。。。「結ぶ」なんて、
日本語はなんて美しい言葉を使うのだろう...
なんて、感心してしまいました。。。
そして、「おにぎり」
日本語は名詞の前に「お」を付けると丁寧語になりますよね
例えば
「寿司」→「お寿司」
「そば」→「おそば」
「湯」→「お湯」
「時間」→「お時間」
「車」→「お車」
などなど。。。
むむむ...??
しかし??
「おにぎり」から「お」を外すと「にぎり」
恐らく昔は「お寿司」も「おにぎり」も
同じ「にぎり」の部類だったのでしょうけど
現代では「にぎり」といえば「お寿司」。
認識と理解がきっと時代と共に変化していったのでしょうか
改めて、言語って「認識」の世界なんだな~と
ほんの10分程の番組を見て、ついつい
「日本語」と「言語」について深考した20分でした、笑
ちょっとマニアックだったかな、笑
"A nation's culture resides in the hearts and in the soul of its people."
-Mahatma Gandhi
「民の文化とは、そこの人々の心と魂の中に宿っているものである。」
-マハトマ・ガンジー
Posted by 英会話教室Kerria at 17:59│Comments(0)
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